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「資本主義に勝てるのは、、」19.05.26 [日記]

 世界は今自由民主主義が覆っている。

そして商売の世界でも資本主義が覆いつくしている。

資本の論理はその会社のレーゾンデートル、

つまり立社の信念も何も売り渡してしまってただ大きくなることだけを考えている。

資本主義は弱肉強食の野生の世界だ。

日本でこの論理に抵抗して絶対に合併も上場もしない会社が3社ある。

大塚製薬と竹中工務店そしてあのビールメーカーサントリーだ。

いずれも創業者の意思を守って未上場を続けている。

それにどの社も上場して資金を調達するより、自社で持っている資金で十分経営してゆけるだけの資金は持っている。

上場でもすれば他人資本は入るわ、経営に対する多くの口出しは出るわ、うるさくてしょうがない。

ただ世界的に見て資本の大波はますます大きくなる。

果たして対抗できるのか、しかしサントリーあたりは子会社を上場させてこの大波を防いでいる。

私の知るある上場会社は、創業者の社長が上場の意味も知らず、証券会社の口車に乗って上場してしまった。

その社長がなくなり、あっさりと競争相手と合併してしまった。

つまり競争相手がなくなってしまったのだ。

会社は安定するかもしれないが、なにもそれらが競争するのは日本だけではない。

世界にはそんな会社のライバルはごまんといる。

かくて業績は低迷し、今や生き残れるかどうかの瀬戸際に立たされている。

そのように資本主義は合併を繰り返してライバル会社を駆逐してゆく。

日本でもあれほどあった石油会社が今や二社しか残っていない。

その二社がた談合すればガソリンの価格などどうにでも操作できる。

確かに日本ではガソリンにものすごい税金をかけられている。

要するに国が上澄みを吸い取ってしまっているのだ。

こんなことをアメリカでやればガソリンスタンドはすべて焼き口に合う。

日本国民はおとなしい、そして何事もお上に従うよう飼いならされている。

そして今や世界中を巻き込んだ合併合戦が起きている。

つまり大きいのと大きいのが合併してしまえば競争の原理はなくなってしまうのだ。

日本もその嵐に見舞われている。

そして最後に残ったのは国家同士の争いだ。

昨今のファーウェイの問題、これは資本の論理を越えた国家同士の生き残り作戦だ。

おりしもアメリカではトランプという無知な大統領が国を治めている。

そして何でもかんでもアメリカンファーストをまき散らしている。

勿論どんな方法でアメリカの世界一を保つかどうかさっぱりわからない。

ただありったけの力を振り回し世界を混乱させている。

企業も資本主義が行き着くところまで行き着き、ただ合併と買収に明け暮れている。

今やロシアも自由資本主義だ。

資本李論理は世界中が競っている。

いったいいつまで日本の未上場会社が守れるのか、

競争枠は国内だけではない、世界中が競争相手だ。

資本主義はやがて行き着くところまで行き着く。

ということは又どこかで革命が起きる可能性がある。

しかしその資本主義の行き詰まりより、日本人の能天気、民族のアイデンティティなんかとっくになくしてしまった。

アイディンていてぃの欠片もなくなってしまった今の日本。

果たして生き残れるのか、資本の論理に巻き込まれてしまうのか、

民族のアイデンティティが勝つのか、爆発の可能性の高いし近い。

のいずれにしても目が離せないスリリングな状態である。

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