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「世界の身勝手に翻弄される日本」17.10.29  [世界中地獄の中で]

 スペインのカタルーニャか独立宣言をしたとやっと今日の新聞には載っていた。

何日前のニュースか、すでに周知の事実ではないか。

あんな勝手なことを言って内戦にならない方が珍しい。

なぜあのエタ・バスクの独立は認められなかったのか。

何十年年も武力闘争をし、ついには政府に力ずくで抑え込まれてしまった。

何万人がそれで命を落としたと思うか。

不思議な国だスペインとは、フランスとスペインの国境にあるアンドラ公国、

地図の上では豆粒ほどの国だがしっかりと国家として存在している。

古くはイスパーニァと呼ばれた国。

コロンブスの新大陸発見以来、各地に進出し、すべて武力を背景に侵略してしまった。

お題目はキリスト教だ。

神の名をかたって土俗の宗教を蹴散らし、属国化してしまった。

日本にも進出してきた。

古くからの文化のあるこの国ではそれが宗教による侵略と気が付き危うく難を逃れた。

それでも一時は危うかった。

例の信長だ、新種の考えに染まってしまい、天皇家を排除してこの国を乗っ取ろうとした。

さすがに天皇家に手を付けることは光秀によって阻止された。

あのまま信長を野放しにしていてはこの国が危うくなると光秀は我が身を呈して刺し違えてしまった。決して光秀は天下を取ろうとしたのではない。

かくのごとく一国の権力を握ることは難しい仕事である。

秀吉は信長の横死のおかげで天下を取った。

翻って今のスペイン、いくらカタルーニャが繁栄しているからといって国を乱して独立などできるわけがない。

バルセロナがあり、ザグラダファミリヤがあるとはいえ、そんな我儘を許してもらえる世界ではない。

日本でいえば東京が一極集中で栄えているから東京国を作りたいと言い出したのと同じではないか。

国民がそれを許すか。

兎に角現代では一国が独立することは不可能なのだ。

尤切実な問題はあのクルド民族。

三千万に及ぶ民族が自分の国を持てないでいるのだ。

オスマントルコ崩壊の時、イギリスとフランスでどれほど勝手な国境線を敷いたか。

その名残は現在にまで至る。

なぜこんな状況になったのか。

それは国連という戦勝国連合ができたからだ。

拒否権という特権。

この五か国が一国でもノーと言えばすべてがご破算になる。

そんな国連に意味があるのか、しかも戦勝国でもない中国共産党がその権利を持っている。

そもそもまだ中国共産党という国はできていなかった。

できたのは1949年10月なのだ。

なぜそれがあのP5という特権国なのか。まったく世界は分からない。

そして日本はたった一回の敗戦で腰が抜けてしまった。

ドイツが建国以来何回戦争をしたと思うか。時には負ける。

特に今回はナチスにより徹底的に負けた。

しかしそのドイツは立派に復活し近隣諸国を従えている。

どう考えても日本の情けなさが身に染みる。

政治家よあなたたちはいったい何をする人ぞ、重箱の隅をつついている時ではないぞ。

そしてやっとまともな主張をする人間が出てくれば寄ってたかって足を引っ張る。

この間からの小池さんに対するネガティブキャンペーン。

よくも自国を売り渡すような言論に手を添えること。

平和ボケの国民を良いことに、とにかくスペインは云いたい放題でつぶれる。

この国はこの民主主義でつぶれる。
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