「無類のポピュリスト国益を損ずる」１５.０４．０４

　無類のポピュリスト田原総一郎が、国益、国益と云うなと騒いでいる。

何処の国に自国の国益を追求しない国があるか。

国益を追求してこそ真面な国家ではないか、

鳩山ルーピーがロシアに組み込まれたクリミヤを訪れ、

その併合を正当な行為であると認める発言をしている。

まぁあのルーピーの云うことを真面に信じる人間はいないが、

その発言が国益を損ねると、政府から大いに非難されているが、

国益という観点から云うと政府の了解を得ないでの身勝手な発言に大反発を喰らっている。

それに対して田原は国益国益と云うなと発言しているのだ。

しかし一体何処の国に自国の国益を求めない国があるだろうか。

目の前の半島に至ってはすべて日本が悪くて自分たちが正しいがごとく喚いている。

戦後世代はこの国に入り込まれた彼等によって徹底的に洗脳された。

我々戦前世代の人間はどうしてそうなったかよく分かっている。

田原さんも我々同様戦前世代の生まれではないか。

戦後世代の洗脳された人間達をたしなめる立場ではないか。

それをそれらの世代に阿ね、軽々と同調する。

そして司会者の領域を外れて自分の意見を差し入れる。

およそ司会者と云うものは人の意見をしっかり言わせるものだ。

だが違う意見を云う人の口を遮り、自らの意見を差し込む。

兎に角自分が目立ちたいのだ。決して国家の事とか将来の事については考えていない。

そして自らの番組を如何にもオープンなように見せる。

が国益を考えることが如何にもリベラルでないように人を遮る。

その著書では結構真面な事を云っているのだが、

放送番組になると何故か自国を守らないことが如何にも先進的な意見の様に誘導する。

田原氏だけではない、政府と違った意見を云うことが、

如何にも自分は先進的な人間だと勘違いする人が多い。

あの拉致被害者に対しても、既に大半は死んでいると発言し、被害者家族の感情を逆なでした。

それが同じ日本人としての発言か、被害者家族がどれ程気持ちを逆なでされたか。

兎に角目立ちたいのだ。それが無類のポピュリストの所以だ。

最近では政治家がすっかり自国の国益を考えないが、そして只当選することだけを求める。

当選するためなら地域の利益誘導しかしない。

それなら県会議員だけで済む。

国会議員はあくまで国益を求めることが望まれる。

残念ながらこの民主主義では真面な政治家は選ばれない。

そしてこの国を引っ張って行けるような政治家はいなくなってしまった。

現安倍総理が自国を取り戻すと頑張っているが、如何せん過半数を越えなければ何事も進められない。

そしてあの反日政党公明党と手を組む。

お蔭で何事も前に進まない。

田原氏が公明党贔屓かどうか知らないが、国家の足を引っ張っていることだけは違いない。

国が無くとも自分だけ目立ち売れさえすればよい。

まるで昨今の商売人と同じ、国民を愚民化してどんな票でも一票取れればよいのと同じだ。

国民に国家のよく末など気にする人間がどれほどいるか、智者一人に対して愚者千人。

そしてポピュリストに操りまわされる。