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「果たして座布団は飛ぶか、、」19.05.22 [巷の話]

今場所の千秋楽にアメリカのトランプ大統領が土俵の上に上がり、

優勝力士にトランプ杯を送るらしい。

果たしてあのトランプにどれほど相撲に対する知識はあるのだろうか。

プロ;レスならいざ知らず何百年も続いた日本の相撲。

まるで格式の宝庫のような形式美、女は絶対土俵に上がらせないしきたり。

よりにもよってあの頓珍漢大統領が土俵に上がるなど夢にダニ想像しなかった。

プロレスとは違うのだぞ。彼は元プロレスのレフリーをしていたことがある。

そんな男が日本の土俵に上がるのである。

この国にとっては何とも不名誉なことである。

せめてオバマであったならここまで非難は上がらなかっただろうが、

彼は日本の相撲の神聖さをよく知っていた。

そして新天皇にも謁見し頭を垂れるそうだが、これは新天皇に対する最低限のご挨拶だ。

それは兎も角として、しきたりの塊であり、日本人のアイデンティティの標本のような大相撲。

今やモンゴル力士に荒らされまくっているが、日本人の魂のような場所である。

まぁ天下のアメリカ大統領閣下である。

ここは目をつぶってやり過ごすしかない。

それにしてもこの五月場所いささか話題に乏しい。

相撲も今や下克上の時代、思いもしなかった力士が大関にまで駆け上がり、

大けがをし、出たり入ったりの混乱を見せている。

何事にも目立ちたがり屋のトランプのこと、

この機会を一生の思い出として日本の神聖な土俵に上がる。

今や土俵も大安売りの感が否めないが、敗戦国の弱みやむを得ぬ仕儀である。

まぁトランプの事はこれくらいにしておいて、日本の経済がまことに怪しくなってきている。

かのトランプと中国の習近平の簡単に言えば殴り合いのけんかを繰り広げている。

そのあおりを食った日本。先行きがまことに不透明。

相撲どころではないかもしれない。

しかしこれもトランプが大統領になったおかげである。

あらゆる既成事実を壊し、わが主張しか行わない大統領。

実はすでに次の大統領選が始まっている。

果たしてトランプが再選されるかどうか世界は固唾をのんで見守っている。

そして彼は再選のためなら何でもする。

非常に微妙な情勢である。

アメリカには白人肉体労働者という彼の味方が一定数ある。

彼らは無学無知だ。

なんせ民主主義を詠う国。

数の多寡が趨勢を決める。

しかしそれにはあらゆる条件が付いている。

数を利用してあらゆる難癖をつけ、我田引水を行う。

トランプもそのマジックで勝った。

でもアメリカで再選されなかった大統領は45代の中で3人しかいないという。

現職というのはその無言の強みを生かして再選される可能性が高い。

彼にとって日本の土俵のことなど些細なことだ。

それにしても大相撲の重みがいささか軽くなっている時、

トランプにまで土俵の土を持ち去られては踏んだり蹴ったりの状態である。

まぁ様変わりしつつある世界情勢、

そんなことよりもっとセンシティブでスリリングな状態を呈している。


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