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「フランスのエスプリも通用しない現代」15.01.22 [巷の話]

このところの世界の騒擾、いくらアメリカの大統領がISISをやっつけると云ってもとても収まるとは思えない。

西欧は全て一神教の元に集まろうとする。

何事も神の名をかたれば許されると思っている。

日本には一神教信者は少ない。

西欧でも一部には一神教への懐疑がある。

例えばあの有名なサルトル、彼は「神なくして如何に神たり得るか」、と神を否定している。

そして「存在は本質に先行する」と実存主義を唱え始める。

同じく実存主義を唱えたカミュとは長年の同志だった。

しかし最後はその思想の違いから決別する。

カミュは哲学者と云うより作家と云っても良い。

残念ながらカミュは47歳にして交通事故で亡くなってしまう。

その実存主義を最初に唱え始めたのはフランツ・カフカである。

サルトルにもカミュにも大きな影響を与えた。

サルトルもカミュも第二次世界大戦の最中レジスタンスとして対ドイツ戦に活躍している。

今もし生きていたらこの混沌とした状況をどう見るだろうか。

フランスは世の中を風刺して見ると云う傾向が強い。

フランスのエスプリは世界を茶化して見ることで自らの存在を誇示しているが。

フランスの誇り、その批判精神、そして表現の自由、それがイスラム教徒の怒りを買った。

そして20人近く撃ち殺されている。

しかし本当の争いの元は経済問題ではなかろうか。

何時の時代も戦争は経済問題から発生する。

そして国益を守るとの美名のもとに新たな戦いを誘っている。

今世界の資本はユダ金に握られてしまっている。

イスラム教徒がどうあがいても最早太刀打ちできない。

そして優秀な頭脳はすべて集めてしまっている。

当然優秀な武器、武力は彼等に握られてしまっている。

後は命を掛けて抵抗するしかない。

イスラムの教えでは殉教すれば神様になれると信じられている。

生まれてからイスラムの教えしか知らない若者はその殉教すれば神になれる、

と云う言葉に誘われ自爆攻撃に参加する。

流石に最近では名乗り出てくる若者が減り、

強引に年端もいかない少女たちに爆弾を抱かせ自爆攻撃に使っているらしい。

それに手を焼いたキリスト教徒やユダヤ教徒。

昔あった十字軍の様な軍事組織を募り、イスラム教徒を攻撃しようとしている。

それ等にほとんど関係ない日本人はその新しい十字軍に参加させられようとしている。

この国の首相がわざわざその発火点の様なところに行き、

その十字軍に約230億円の資金を提供しようと云った。

この国にも既に彼らの人質に取られていることを忘れたのか。

もうサルトルだとかカミュの思想も古くて現在には通用しない。

そしてサルトルが唱えた「神無くして如何に神たりえるか」などと云う実存主義も人々はとっくに忘れている。

今はただユダ金が如何に銭を儲けるか、

世界の富を独り占めしているユダ金はまだ銭儲けにこだわっている。

誰かこの守銭奴を懲らしめてくれないか。

中国もこの守銭奴によって育てられた。

がもう崩壊寸前だ。

だがしぶといユダ金は健在だ。

哲学も思想もこれ等の輩にかかっては打つ手はなし。
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