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「中国様に成り代わって撃ち上げました」12.12.13  [時事問題]

北朝鮮が派手に花火を打ち上げてくれた。

今回はひょっとすると本当に人工衛星の軌道にのせたのかもしれない。

ちょっと信じられないが人工衛星からの信号でもキャッチすれば只事では無くなる。

いずれにしても中国様に成り代わって打ち上げた事には違いない。

あの国が4月の失敗からこれ程短期間で修復が出来るとはとても思えない。

中国は口では反対しているが、ならば供給している石油も食料も止めてしまえばよい事だ。

最早北朝鮮に失うものは無い。

どれほど国際社会が反対しようと痛くもかゆくもない。

中国様が守ってくれる。

韓国こそいい面の皮、まさか先にやられるとは、飛んだ大恥を掻かされたもの。

延期するとか、しないとか、国際社会にブラフをかまし、

国際社会を混乱させ、自国の不安定な状況から目をそらさなければならない。

中国国内ではジニ係数が最悪の状態を突破し、爆発寸前にまで追い込まれている。

ジニ係数とは社会における所得分配の平等、不平等を計る指数だが、

0から1までの中で1日近い程悪い状態、つまり不公平な状態。

中国がその中で危険水域の0.4を超え今や0.61になってしまった。

これではアフリカ、中南米と変わらない。

経済発展が世界から羨望の目で見られている中国だが、

内情は今にも爆発が起こりそうなくらい不満ガスがたまっている。

一部の人間が儲けの大半を独占し、一般庶労働者、農民には行き渡っていない。

要するに貧富の差はますます広がっているのだ。

どうりで国内の暴動が絶えないはず、都市部より農村の係数が悪い、

そのヘッジをこの国に持って来ようとする。

その国民の不満を何処かにそらさなければならない。

その結果が南沙列島であり、西紗列島でありこの国の尖閣諸島なのだ。

尖閣における支離滅裂の叫び、もう話し合いの時期は過ぎている。

相手は尻に火がついているのだ。

それでも揉み手をする商売人。

そして何一つ言い返せないこの国の政府。

相手は何としても共産党一党支配は続けたい。

まるで19世紀か20世紀の初めの砲艦外交のごとく軍事力で迫る。

時代遅れも甚だしい。しかしアメリカはそうはいかない。

何しろこの国と軍事同盟を結んでいる。いざと云う時にはそれを発動しなければならない。

でも出来るならば中国とは戦いたくない。

それでも氷山が圧倒的圧力で押し流されるようにじりじり戦争の瀬戸際に追い込まれている。

そもそもこれだけジニ係数が悪くなった原因は儲けた金のほとんどを軍事費につぎ込み過ぎたからだ。

いくら儲けがあるとはいえ、かくも国民の生活を無視し、それにつぎ込めばジニ係数も悪くなるはず、

最早限界を超え、力で抑え込むには無理なところまで来ている。

世界の警戒も、国民の声も耳に入らぬ中国。

そもそも中国のジニ係数は改革開放が始まったころ、1980年頃は0.3以下だったが、

経済発展が世間に知られるようになった2004年ころから危険水域に入り、0.47と広がった。

その数字が公表されて以来、中国政府はこの調査をしてこなかった。

余りにも危険水域を越えたので頬被りを続けていた。

だがこの調査は政府が発表したものではない。

西南財経大学と、中国人民銀行が共同で調査したものだ。

中国にも良識派は居る。その良識派でも共産党の横車は抑えられない。

如何すれば共産党一党支配を解体できるのか、図らずもばれてしまった国の実態、

その犠牲にされるのかこの国は、原発どころではない、北朝鮮の人工衛星どころではない。

中国のジニ係数悪化に飲み込まれようとしている。

いずれにしてもこの国の政治家ではどうにもならない。

例え自民党が勝っても、憲法改正に反対している公明党と、連立を先に発表している様では、

益々中国と北朝鮮になめられるばかりだ。
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