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「道真の勇気と心意気を見習え、、」16.10.01  [民族 文化]

 誰が見てもヒラリー圧勝は確実だろう。

だがアメリカには様々なマスコミがある。

敢えてあれをトランプの勝ちだと報ずるサイトもある。

アメリカは商売人の国だ。

儲けるためには人目を引かなければならない。

まるで小学校四年生程度の、それも低能児の子供と大学生が議論している様なもの。

話になるはずがない。

次にアメリカの大統領に誰が成るか世界中が関心を持っている。

あの放送は世界に流れている。

誰が大統領になるかによっては自国の体制も準備しておかなければならない。

いかに今のアメリカのレベルが落ちているか、

世界最大の軍隊を持ち、核兵器をおよそ8千発も持っている国、

その核兵器発射のボタンを押せるのは大統領のみだ。

もしそれがトランプの手に渡れば世界中が震撼する。

もう選挙戦をするまでもなく、トランプは自滅していると云ってよい。

翻って当方この国の事だ。

安倍首相の演説に対して自民党からスタンディング根オペレーションが起り、

当分拍手は鳴りやまなかったそうである。

早速民進党がクレームをつけそれを追及している。

どちらもどちらだ。

自民党はこの際自らの勢力を見せつけようと事前に党内調整をし、あのスタンディングオペレーションになった。

ただ党内からも異論が出ている。

自らもつられて起立し拍手した小泉元総理の息子、信次郎氏が批判的発言をしている。

他にも違和感を感じた人間はいるだろうが、彼のクレームは一番党内に響く。

まるで目糞と鼻糞の争いの様な今回の事象、今の政治家の程度を如実に表している。

今この国は何事も国家意思と云うものを決めることは出来ない。

左翼が何事にも反対し、まるで揚げ足取り合戦の形相を呈している。

そんなことをしている余裕はあるのか、中國は歴然たる国家意思を持ってこの国を取り込もうとしている。

国家の大きさはまるで恐竜と人間の大きさ程違いがある。

だがこの国はあの聖徳太子以来対等のもの言いで接してきた。

学ぶべきものは学び得る物は得て自国の国力の増進に寄与してきた。

そして遂に寛平六年(西暦894年)遣唐使を廃止した。

支那から入ってくる文化にはよい物ばかりではない。

時にこの国を狂わせるものまで入っている。

かくて道真は支那との交流を断ち切ったのだ。

以来独立独歩の発展を続けてきた。

そして徳川260年の鎖国があって、この国の体制は独自の発展を遂げた。

それを無理やり西欧の武力で開国させられた。

すぐ目の前支那迄彼等に滅茶苦茶にされ、次はこの国をこじ開けようと迫ってきたのだ。

この国はこの国家危機に対して結束して立ち向かった。

そして大きな影響は受けたが植民地にされなかった。

あれ以来あの大東亜戦争までどれ程外国と戦ってきたか。

そしてあの大国ロシアをも撃退した。

しかしその勝利が白人国家に東洋の小国怖し、

このまま放置すればやがて白人国家を脅かすことになると、すぐこの国を潰す計画を立てた。

それがかのオレンジ計画である。

そして完膚なきまでに潰された。

その後遺症は今でも続いている。

そしてこの政治家の劣化、嗚呼、、

「ドゥテルテを生みだしたフィリピンと云う国」16.08.22  [民族 文化]

 ありゃまぁフィリピンが国連から脱退するだなんて、度重なる超法規的手段で国民を銃殺しているドゥテルテ。

遂に国内から国連に何とかしてもらえないか、と相談が持ちかけられた。

早速国連の係員が駆けつけ調査しようとしたところ、ドゥテルテはフィリピン国内の問題だ。

そして国連の捜査は内政干渉だ。とケツを捲った。

どうしてフィリピンはこんなになってしまったのだろう。

そもそも前政権が出来る前、と云ってもこの前のアキノ政権ではない。

マルコスを倒したあのお母さんの時代の話だが、

マルコス夫婦が国政をほしいままににぎり、完全な独裁体制に於いていた。

それに怒った国民は遂にベニグノ・アキノ氏を担ぎマルコスを排除しようとした。

ある種の革命、そして彼は暗殺された、が妻のコラソン・アキノ氏によって遂にマルコスを叩きだすことに成功した。

それから何回か政権は変わり、前大統領のベ二グノ三世が大統領になり、何とか治安は安定していた。

が一歩裏通りに入れば麻薬の横行、殺人の多発、正常な国家運営には程遠い状態だった。

そんな中現大統領ドゥテルテが選ばれたのだ。

地方都市の市長をしていた時代、強権を発揮して有無を言わせず悪人たちを排除し、

排除とはかっこよいが実は超法規的手段で射殺していたのだ。

それでも理屈通りにはいかないフィリピン社会、それを歓迎する風潮が広がっていた。

そして今回の大統領選、堂々と名乗りを上げ、遂に当選してしまった。

早速国内治安に力を入れ始めたが、方法は超法規的殺人で悪者を排除していたのだ。

そんな状態に心ある人々が立ち上がったのだ。

かくて国連の調査団が入ろうとした。

途端にドゥテルテは怒り心頭に発し、国内問題に口を出す権利はない、

と国連にケツを捲り、そんな国連なら脱退してしまうぞ、と居直ってしまった。

何とも滅茶苦茶な大統領が居たものだ。

そのドォテルテが中国に融和政策を取り始めている。

何でも俺の先祖は中国から流れて来たらしい、と憶測を加えて。

中国にとっては願ってもない事。

世界中を敵に回している中、早速取り込もうとしている。

だが今の時代、何よりも人権が尊重される時代、そんな時代の風潮も理解せず、

ただ悪いと思った人間を射殺する。

既に千人近くの人間を殺しているらしい。

このまま行けば真面に任期を終了するまでに何人が撃ち殺されるだろうか。

でもあのシリアの阿呆大統領アサドよりはましだろう。

アサドは自らの手で国民を30万人以上殺している。

政府と云うのは国民の命を守り、財産を守り、国境を守る義務があるはずだが、

大統領自身が国民を樽爆弾で殺しているのだ。

そんな大統領をロシアが保護している。

そしてあの腰抜けオバマは理想ばかり言って、ますますロシアをのさばらせている

。事実上シリアはロシアの飛び地だ。

あのカリーニングラードのように。今日の世界とはそんなものだ。

このドゥテルテがフィリピンのトランプだ。

可能性はゼロではない、それが民主主義だ。最後は数だ。

中身など関係ない。

しかし問題は日本だ。???

「五月蠅より質の悪い韓国の執拗さ」16.08.14  [民族 文化]

 終戦記念日を前にして今日は休みにしようと思っていた。

が余りの侮辱、余りの自家撞着、この厚かましき民族に対して黙っていることは出来なかった。

日韓で話し合われているあの少女像の撤去、

あくまで人の国の大使館前のあの象を撤去することを条件に支出されることになっていた。

が撤去などまるで架空の話、まだどこかの大使館前に設置しようと云う動きまである。

そして早くよこせ、のあちらの要求に負けて今にも払われようとしている。

しかも韓国の要人があの金はこの国への賠償金の意味を持つと発言している。

何と言う厚かましさ、既に1965年日韓基本条約によって戦後の賠償問題は解決ついているではないか。

誰が日韓の問題を蒸し返しているのか、決して日本側からではない。

戦前世代が政治の第一線から引退してゆく中、それと機を一にするように日韓の問題は蒸し返された。

チョウニチ新聞、日本では朝日新聞と読むが、心は朝鮮様そのものだ。

そして朝鮮との商売で利権を持つ政治家共、

何かにつけてあちら様の味方をし、その利権を確保しようとする。

挙句の果てには今日の様なイチャモンの巣を作ってしまった。

日本の政府は一体何をしようとしているのか。

何が今更賠償だ。日本国民の誇りを何と思っている。

この国は朝鮮に負けたのではないぞ。ともに連合国と戦っていた仲間ではないか。

日本の敗戦が決まるや否や自分たちも連合国側として日本と戦った仲間に入れてくれ、と懇願した。

何と言う民族か、勿論一言の元にはねつけられている。

今の大統領の父親、朴正煕が大統領であった頃はまだ真面だった。

正面から交渉し、日韓基本条約を結び、過去の問題はすべてこれで解決したと手を打っていた。

その朴正煕が暗殺され、崔圭夏が大統領に選ばれるが、学生運動が激化し、かの光州事件を引き起こした。

そして統治能力なしと認められ、再び軍事政権が発足する。

そして全権を握ったのは全斗煥将軍だ。

この時金大中は解放された。

そしてまた盧泰愚将軍が大統領を引き継いだ。

このころは日韓の関係に問題はなかった。

続いて大統領に成った金泳三、彼が大統領になって以来日韓の問題は蒸し返され、反日運動は激化していった。

丁度1992年頃だ。

それと機を一つにするように日本でもチョウニチ新聞が騒ぎ出したのだ。

実は日本と朝鮮が仲よくしてもらっては困る国がある。なにを隠そうアメリカだ。

日本を不安定にしておくことが一番金を引き出しやすい。

どれほどのアメリカ国債を買わされていると思うか、

中國はアメリカ国債を買っても何時でも売却することができる。

しかし日本はアメリカ国債を売却することなど出来ない。

橋本内閣の時、橋本首相がアメリカ国債を売却したい誘惑にかられる、

と一言言っただけでどれ程日本が締め付けられたか。

橋本内閣は中国のハニートラップに引っかかって退陣させられたが、

日本はその時にまして朝鮮の卑劣な言いがかりに振り回されている。

こんな日本の政府に国益を守ることは出来るのか、

全て今の政治家のだらしなさからだ。

「世の中は理性ではない、やはり感情だ」16.06.25   [民族 文化]

「ああしてこうすりゃこうなるものを、分かって居ながらこうせにぁならぬ」、

と読んだのは高杉晋作だが、世紀のどんでん返し、

まさかまさかと思っていた人々にはショックの余り立ち上がれない人もいるだろう。

まさか離脱派が勝つなんて、イギリスのエスタブリッシュメントは考えていなかっただろう。

何しろいまだ大英帝国の偉業が忘れられないイギリス人、年寄り程その傾向が強かった。

いまもめているアメリカの大統領選、こちらは歴史も偉業もない、

ただ支離滅裂になりつつある国の現状を表しているだけ。

ここ数年のシリアの崩壊、国を捨ててヨーロッパに逃げる国民、

無理もないあの大馬鹿大統領のアサドのお蔭で、自国民に樽爆弾を投げつけられ、

既に25万人以上が虐殺されている現状では。

思えば原因は100年前オスマントルコの崩壊から始まる。

あの時戦勝国の代表はイギリスにフランス。

そのとき結ばれたサイクスピコ条約、加えてフセイン・マクマ本ライン、

どれ程彼等がかつてに国境線を引きまくったか、当時あの地域はベトウィンという土着の集団がいた。

それ等の意向も聞かず全く自らの恣意のままに国境線を引いた。

あの不自然な国境線。それ等が今日たまりにたまって爆発したのだ。

だが今回のイギリスのEU離脱を密かに喜んでいる国がある。

なにを隠そうあの大国ロシアだ。

口ではお気の毒と云っているが内心では手をたたいて喜んでいるだろう。

これでロシアを意識したEUは崩壊がはじまるかもしれない。

早速フランスのマリーヌ・ルペン党首はフランスでも国民投票をしなければならなすと叫んでいる。

フランスだけではないだろう、次々に手を上げる国が出てくるかもしれない。

さぁドイツは困った。

イギリスがまさかこんな反知性的結論を出すとは、

そして盟友であったキャメロン首相が引退すると云う。

最後の決断を述べる時の長口舌、如何にも悔しさがにじみ出ていた。

EUの言い出しっぺであるドイツにフランス、過去にどれほど戦いを繰り返してきたか、

二度と戦争をしたくないという希望を込めて作った。

最初は経済同盟として、そしてシェンゲン協定は結ばれ、国境線を無くしてしまった。

そして最後は通貨協定、つまりユーロの発行である。

イギリスにそのユーロに入っていない。

不思議なのはなぜこの時期に国民投票に訴えたのか、

これでスコットランドのスコットランド独立紛争は激しくなるだろう。

理屈ではない民族意識、それがいかに強い物であるか、

世界中でお人好しにも程がある今の日本、

イギリスや欧州の民族意識の欠片でも飲ませて貰え。

お蔭で経済は破壊的打撃を受けた。

一日で1250円以上も下落したなんて、財務相も日銀もあれよ、あれよと見ているばかり、

既にマイナス金利まで導入して残されているなかで手段はないだろう。

まぁあのリーマンショックからも立ち直ったのだ。

後はどれほどの時間で立ち直れるか、

そしてこれを仕掛けた陰の主役はまたこれを餌に大儲けをするだろう。

世界は彼等に操られる。

「賤ヶ岳も遠くなりにけり」16.05.08   [民族 文化]

巷間に定着している賤ヶ岳7本槍、本当は9本槍であったらしい。

福島市松(正則)加藤虎之助(清正)加藤孫六(嘉明)

脇坂陣内(安治)平野権平(安治)片桐助作(且元)

賀須屋助左衛門(武則)櫻井佐吉、石川兵助等が活躍している。

天正11年(1583年)五月21日夏の始まりの頃。

柴田勝家を目指して秀吉勢は一斉に襲い掛かった。

そしてその戦いの最中に石川兵助はその場で戦死し、

櫻井佐吉もその時の戦傷が元で三年後に死している。

さてその後の彼等はどうなったのか、

秀吉が生きている間はその勢い並ぶものなしと言われるほど栄達を極めた。

やがて秀吉が他界する。

それからが彼等の苦難の始まりである。

正則は城の改修にイチャモンを付けられ、信州中島四万五千石に移され、

息子にも先立たれ、さびしく64歳でこの世を去った。

次に加藤清正、秀吉に特別の愛顧を受け肥後54万石の太守となる。

しかし秀吉の死後家康の天下になると秀吉の子秀頼を盛り立て、家康と対面させた。

その時秀頼に差し出された饅頭を毒見するとして遮り、

自らが毒見役になり、対面は無事済ませた。

そして領国熊本に帰るや否や病死している。

余りにも不自然な死である。

これには遅毒性の毒薬が入っており丁度熊本に帰りつく頃効果が出るように仕掛けてあったとか。

次に加藤嘉明、静ヶ岳の戦い以来合戦ごとに高名を上げ、伊予松山で20万石を領するまで出世した。

そして最後は東北の抑えとして会津に転付させられる。

そして40万石の領する太守となる。

がその嘉明が寛永8年(1631)69歳で他界する。

その後を継いだ式部少輔明成(あきしげ)父には似ても似つかぬうつけ者。

財を貪り殊の外一分金に執着した。

お蔭で世間では一分殿とあざけられたらしい。

家臣の中からもそんな明成に不満が公然と不満を漏らす者が現れ、

こんな殿には仕えられぬと潘を出て行くものまで現れた。

かくてお定まりの御家騒動、徳川政権にはお家取り潰しのまたとない条件、

すでにあらゆる条件を付けて豊臣恩顧の大名は取り潰しの条件を探していたところだ。

その前に明成は自分から領地を返納したいと申し出る。

しかし明成の正妻はかの保科正之の娘である。

幸い暴君にありがちな女色は明成にはなかったようだが。

自ら領地を返納したいなど、何のために加藤家に嫁に来たか訳が分からぬ。

正妻は殊の外悋気の強い女、それでも陰に隠れて隠し子を一人儲けている。

幕府は余りの申し出にその隠し子を引き出し、石見国はまだに3万石を与えたが、

その後三千石に減らされている。

次に脇坂陣内、後継ぎが生まれずそのまま無嗣廃絶になっている。

次平野権平はその痕跡さえ分からぬ。

平野安冶も恐らくあの関が原の戦いで戦死するか、消え去っていたのだろう。

次が片桐勝元、かの秀頼の傳役を務めるほどの恩顧の大名である。

しかし陰では盛んに家康に取り入り、関が原以降では家康に近づいている。

それも段々にばれ豊臣側での信頼を失墜させていった。そ

れも家康の巧みな攪乱戦法の手先として使われそして使い捨てられたものの一人である。

最後に須賀家助左衛門武則であるがその後の記録には載っていない。

恐らく関が原の戦いで敗れそのまま隠遁したのではないかと思われる。

かくのごとく権力者の交代は家臣にとっても生きるか死ぬかの瀬戸際に追い詰められる。

言葉巧みに家康に取り入り、生き延びた大名より、取り潰された家の方が圧倒的多いのも事実。

実に約800万石の所領が召し上げられたのである。

それにしても賤ヶ岳も遠くなりにけり、、、

「この国のダイナミックさは何処に行ったのか」16.04.26  [民族 文化]

 それにしても地味な、これが長年待ちわびたオリンピックのシンボルマークか、

五輪のあのカラフルな、印象が片隅にでもないではないか。

そして躍動感が何処にもないではないか。

確かに日本人の意思は伝えられた。

がなんだか塩を掛けただけの精進料理の様な淡白さを感じてならない。

みんな足してその真ん中を割った様なデザイン、味気ない事おびただしい。

尤もあれだけ世界からイチャモンを付けられたシンボルマーク、

無難な方に傾くのも無理からぬところがあるが。

そして相変わらずあの森善朗が組織委員会の会長に居座る。

国民はあの顔を見るたびにうんざりしているのだ。

普通ならこれ程不評を聴けば自ら身を引くものだが、厚顔無恥の御仁には一向に感じないらしい。

情けない事に今の政治家の中に引退を進めに行くような度胸はない。

猫の首に鈴を付けに行けるような人物はいないのか。

尤もこの決定は森善朗ではなく、宮田享平委員長の範疇にあるものだとか。

それでも何か言うとすぐ森善朗を思い出してならない。

誰も文句を言いに行く人間がいないとして何時までも組織委員長に居座る森。

前回のオリンピック会場建設ですっかり味噌を付けてしまったが、

今は亡きザハさんのデザインを反古にしてしまい、一からやり直しにさせた張本人は間違いなく森善朗だ。

けっしておかしいデザインではなかった。

いや斬新さを感じる素晴らしいデザインだった。

一重に建築費の増大、当初見積もりの倍を超える要求に国民は怒ったのだ。

森自身は2千億や3千億を出せない国ではない、とドカチン共を焚き付けた。

あの鳥の巣と言われた北京会場の何倍か、

そもそもあんな男を総理に戴いたことを我々は大いなる恥としている。

小渕首相の突然の訃報に際して密室で決められた総理、

その正当性を疑われた総理、そんな男が何時までものさばる。

自らのしたことを反省して身を引くのが日本人の矜持ではないか。

あの15代将軍慶喜も錦の御旗を反乱軍に取られたと云うだけですぐ蟄居し、

二度と表舞台には出てこなかった。

だがどうだこの厚かましき男、

政治家仲間では別格扱いの様に、又腫れ物に触るようにこの男に好き放題やらせている。

オリンピック開催時にはとっくに八十を超えよぼよぼだろう。

何時まで居座る気だ。

今の日本政治の閉塞感をそのまま演じている様な今回の作業。

誰からも批判されないような平凡なものにしてしまう。

事ほど左様に今この国は政治のダイナミックさが感じられない。

安倍総理は日本を取り戻すと云うが、どんな日本を取り戻そうとしているのか。

戦後教育も何世代にもわたりすっかり左翼教育が浸透してしまった日本。

口先でいくら日本を取り戻すと云っても最早時遅し。

世界に取り残される日本、庶民は平和に呆けて政治になど一切関係ない。

いま行われているアメリカ大統領選を見よ、

事の善しあしは別にしてあれほど我が主張を貫き通すダイナミックさ、

爪の垢でも飲ませて貰え、

それにしても今回のシンボルマークには失望以外感じられない。

「世界中火の手の上がらない所はない」16.04.03 [民族 文化]

 世は春爛漫正に花盛りのシーズンだが、世界の争いは一刻も止むことはない。

ヨーロッパでのテロ騒ぎに世界中が振り回されているが、

今度は旧ソ連圏のアゼルバイジャンとアルメニアで戦争が勃発した。

実はアルメニアの中にアゼルバイジャンの飛び地があるのだ。

それがナゴルノカラバコフ地区、当然アルメニアは吸収してしまいたい。

しかし長年その飛び地で頑張ってきたアゼルバイジャン人は納得がいかない。

それもソ連時代はソ連の睨みがきき紛争は収まっていたが、

あのソ連崩壊以来もうその押さえは効かなくなってしまっていた。

世界では忘れられてしまいそうなこの小国同士の争い。

アルメニアは人口310万人ほど。

GDPは231億ドル程度、まぁ北朝鮮と同じぐらいだが、主たる産業は石油が少しとれる程度。

後は牧畜ぐらい。

一方アゼルバイジャンは人口938万人ほど、アゼルバイバイジャンの約三倍、

アルメニアはそれを吸収してしまいたい。

がアゼルバイジャンは意地でも吸収されたくない。

国土とか領土をめぐる争いはそう簡単には解決できない。

何故こんな飛び地が出来たのかは定かではないが、困ったものだ。

この様に他国内にある飛び地と云うものは他にもある。

ロシアのカリーニングラードなどがつとに有名。

が最近では中東のシリアが殆どロシアの飛び地状態。

アメリカもうっかり手を出せない。

何しろロシアは核兵器を使ってもこのシリアを守ると云っている。

それにしても長年このナゴルノカラバコフ紛争は続いている。

それ程領土問題は一度こじれればほぼ解決可能の様な状態になってしまう。

日本とロシアの北方四島問題。

そして韓国が強引に支配してしまった竹島問題。

戦争してどちらかが力でもぎ取らねば解決不可能だろう。

それにしてもこのナゴルのカラバコフ紛争、既に戦闘員が100人ほど戦死している。

何処に正義があるのだ。穏やかではない。

こう見てくると世界中に戦争の火種は尽きない。

これに宗教問題が後に付けば尚の事解決不可能だ。

旧宗主国ソ連、いや今はロシアそのロシアがどんな裁定を下すか、

なかなかの見ものだが、ロシアも今はそれどころではない。

シリアへの応援で手一杯だろう。

リビアを失った見返りにシリアはどうしても中東への橋頭保として確保していなければならない。

今の難民問題は全てシリアのあのアサド政権が作り出したものだ。

そのアサドを庇い、庇護し擁立しているプーチン、

自国民を25万人以上虐殺した張本人アサドが国際刑事裁判所に人道に対する罪で裁かれなければ何処にも正義はない。

それにしてもすっかり忘れられていたナゴルノカラバコフ問題、

おっとどっこい忘れて貰っちゃならない、実力行使に出る。

日本は中国から長年狙われているが、何分にも世界第三位の経済大国。

うっかり手を出せば世界大戦にもなりかねない大事になりかねない。

中国は用意周到だ。

まずアメリカを追い出し、日本を丸裸にしたうえでゆっくり料理しようと思っている。

ナゴルノカラバコフ問題どころではない。

「国連にそこまて云う権利はあるのか、、」16.03.09  [民族 文化]

今日は別の記事を書き終わっていた。

だが今朝の新聞を見てこれは放っておけないと急遽書き直した。

国連がこの国の皇位継承についてコミットしているのだ。

内政干渉も甚だしい。この国の伝統も文化も理解しない軽率発言。

世界で唯一単一王朝が二千年以上つづいている国に、そしてその基本は男子、男系を基本としている。

そんなことにまで口を突っ込む国連、結局日本が抗議゜して撤回されたらしいが、

何のために国連はあるのか、

実は今この国はあの世界制覇を狙っている集団に狙われているのだ。

それだけではない、目の前の国、中國共産党にも狙われている。

どれだけの資産を持っていると思うか、政府資産だけでもおよそ300兆円、

民間資金は約1400兆円、

中國が持っていると云ってもその借金を引いてみよ、、

特に最近のキャピタル、フライトで中国国内から逃避している資金は既に限界を超え、

益々中国の純資産は少なくなってきている。

ひょっとすると借金の方が多いのではないかとも言われている。

今国連を動かしているあの金融業者、

もう言わずとも分かるだろうが、彼らは金で世界統一を狙っている。

どうしてもそれに靡かないロシア、

原油安、シリア情勢で締め付けに締め付けて経済を崩壊させようとしている。

ロシアにも弱点はある。

何しろ天然資源を掘り出し、それを売って自国の経済を保たせていたのだ。

その天然資源を狙われた。

ロシアでは一バーレル最低でも80ドル以下では採算が取れないと云う、

少し価格が戻ったとはいえ、まだせいぜい35ドル程度、これでは何にもならない。

お蔭で国庫資金が2019年には枯渇すると云われている。

そうなるとディフォルトだ。

それもソブリンリスク国家の破綻だ。

そして裏側からそれを操っている奴がいる。

ロシアは必死だ。

あの理不尽なシリアの政権を支えても中東での存在感を高めておかなければならない。

かつてのリビアはカダフィ大佐の虐殺で失われてしまった。

そのかわりとしてシリアはどうしても確保しておかなければならない。

今難民の殆どはシリアから逃れヨーロッパを滅茶苦茶にしてしまった。

ドイツへドイツへ草木もなびくほどドイツを目指して押しかけようとしているが、

ドイツに到達するまでは何カ国も通過しなければならない。

シェンゲン協定もなんのその、あんな絵空事の約束など吹き飛んでしまった。

みんな商売人の親玉ドイツが考え出したことだ。

そのドイツをけしかけたのはあの商人たち。

そして今国連をもいじくりまわしている。

日本の持つ金をどうして引き出すか、再び日本解体に向けてあらゆる画策をする。

日本と朝鮮半島を不安定な状態にしておくこと、不安定であればあるほど日本から金を搾り取れる。

しかし物には限度と云うものがある。

云うに事欠いて日本の皇室にまでイチャモンを付けてくる。

余りにも無知、余りにもこの国の伝統を知らなさすぎるだろう、

男女同権と云う表面的な事で、この国の奥深い伝統は理解することは出来ないだろう。

それにしてもこの国を馬鹿にしている。

「あの戦国抗争が日本を育てた」16.02.28 [民族 文化]

 

今年の大河ドラマにあの真田幸村が選ばれているが、なかなか好評の様である。

特に昌幸役の草刈正男が役にはまっている。

日本人には昔から滅びゆく者への同情というか、滅びの美学に非情に思い入れがある。

古くは頼朝に滅ぼされた九郎判官義経、その最後には大いに同情したものだ。

が真田の出は古く豪族海野の子孫が信濃小県郡(ちいさがたぐん)真田の荘に住み着き真田氏を名乗るようになった。

一時は武田信玄に敗れ、その配下に甘んじてきたが、

やがて織田、豊臣、徳川が勃興してくると生き残るため家を二分して一方を德川につけ、

また一方を豊臣に出仕させどちらが負けても生き残れる方策を取った。

流石昌幸の強かな作戦。

幸村、本名は真田信繁(のぶしげ)、彼は真田家では三代目の子、昌幸は兄信之を德川に出仕させた。

それは幸村の父昌幸の強かな計算で、

あの時代家をどのように残すか、兄弟を敵味方に分け何れが勝っても負けても真田の血筋は残す策略である。

だが真田の存在感をいやがうえにも大きくしたのはかの関が原の戦いで、

その関が原に急いでいた秀忠を阻止し、遂に間に合わせなかった奮戦である。

家康は真田など一踏みにして駆けつけると思っていたが、

豈計らんや真田の抵抗で遂に秀忠は関が原に間に合わなかった。

真田武士の面目躍如である。

お蔭で父昌幸と幸村は九度山に蟄居を命じられ幾重にも監視の目を敷かれた。

その間に父昌幸はむなしくこの世を去り、父の遺志を継いだ幸村は大坂方に入り獅子奮迅の戦いをする。

が既に時代の趨勢は徳川に決まり幸村の獅子奮迅の戦いも焼け石に水、

単たるパホーマンスに終わってしまった。

しかしむ彼は単なる勇将ではなく、あらゆる知恵を出し、寄せ集め部隊の大坂方の中でひときわ異彩を放つ。

この関ヶ原の戦いが家康に天下を取らせる最大の戦いになるが、

難攻不落と言われる大阪城を落とすには一つだけ方策があった。

成り上がり者の秀吉は酒に酔った勢いでその方法をうっかり喋ってしまった。

それも後を狙う家康に、それは城を取り巻く堀を全て埋めてしまうことだと教えた。

それをしっかり覚えていた家康、大坂夏の陣の講和が終わると、一気に外堀も内堀も埋め立ててしまった。

勿論そんな条件は入っていなかった。

これで城は丸裸になったようなもの。

かくて丸裸になった大阪城は難なく家康の手に落ちてしまった。

その中で幸村だけは格段の戦いを見せた。

家康本陣に迫るため、真田丸なる出城を作り、家康本陣に迫る勢いを見せた。

流石の家康もこれには肝を冷やしたと云う。

しかし所詮は戦いの帰趨は決まっていた。

最期は一子大助とともに華やかな最期を迎える。

それにしても強かな昌幸の計算、しっかりと辺り真田家は明治に至るまで連綿と続く。

真田家は10代続き幸民(ゆきたみ)は後に伯爵に叙せられている。

昌幸の計算はまんまと成功したのだ。徳川を手玉に取り強かに家を残した。

幸村はその犠牲になった、真田家の為に、、、、、

「流石フリードリッヒ大王の末裔、、、」15.12.20   [民族 文化]

神聖ローマ帝国と云う仰々しい名前、一体誰が何時ごろから付けたのだろうか。

ヨーロッパで云われ始めたのは西暦1250年頃らしい。

ローマ帝国が西東に分裂したのがAC395年。

そして476年には西ローマ帝国が滅亡する。

しかし西ローマ帝国はローマ教皇レオ3世皇帝を授けられたカール大帝により復活する。

正式に神聖ローマ帝国と名乗るようになるのは1254年からである。

が話が面白くなるのははるかに時代が下って1700年プロイセン王国が誕生してからである。

プロシアともプロセインとも呼ばれるが、プロシアと呼ばれるのはロシアのすぐ隣と云う意味である。

今はロシアの飛び地、カリーニングラードともケーニスベルクとも呼ばれる。

そもそもプロイセンはそこが発祥の地だ。それ程ロシアに依存していた。

が1701年ブランデンブルグ選定侯フリードリッヒ3世がプロセイン国王として即位し、

初めてプロセイン王国を名乗った。

その後1748年神聖ローマ帝国のカール6世が没し、男子の後継者はいなくなる。

そして娘のマリア・テレジアが後を継ぎ、夫フランツと共に統治を始める。

と途端にフリードリッヒ大王が女子は正当な後継者ではないとクレームをつけ、

シュレジエン地方の割譲を要求する。

そもそもプロセインはドイツから遠く離れた今のポーランドの東の端、

それがいきなりベルリン近くの領地、ブランデンブルグ近くのシュレジエン地方をよこせと云うのだ。

対外戦争もほとんどなく長年平和に暮らしてきたわが民族にはとても理解の外だろう。

それに較べれば現代の中国の領地拡張なんて優しいもの。

今でこそ国連と云う世界をまとめた組織ができ、国境の変更は許されないが、

昔は力があるものが領地を拡張してゆく。それが常識だったのだ。

今でも基本的には変わりはしない。

力を持ったものはその力で廻りを吸収してゆく。

話を戻して、その為にフリードリッヒ大王は戦争を起こし、

約7年戦って遂にそのシュレジエンをもぎ取ってしまう。

一方マリア・テレジアは16人の子供を残すが、と云っても我々にはとても信じられないが、

恐らく側室の子供も含めたのだろう。

その末娘があの有名なフランス国王ルイ16世に嫁いだマリー・アントワネットだ。

革命が起った時、母マリア・テレジアの元に逃げ帰ろうと必死の脱出劇を試みたが、あえなく途中で捕まってしまう。

かくて空しく断頭台の露と消えてしまう。

それは兎も角フリードリッヒ大王の活躍は目覚ましく、次々に新しい領土を拡張し、

それまでは小さな諸侯国の集まりであったバラバラ国家をドイッチェランドと云う一つの国家にまとめてしまった。

だからドイツと云うのは新しい国家なのだ。

ヒットラーの活躍で世界にその名を残したが、実はそれほど古くない国家なのだ。

ゲルマン民族と云うのは西暦がはじまるころ北方に現れていたが、それが南下し広く蔓延るようになった。

それでもしばらくはプロセイン王国として繁栄しドイツとは呼ばなかった。

1862年かのビスマルクが首相に就いた時もドイツではなくプロセインと呼ばれていた。

ビスマルクは28年間首相を務め、国家を世界に広めた。

ドイツ帝国と名乗るのは1871年ウィルヘルム一世が皇帝が即位してからである。

一方神聖ローマ帝国は衰微の一途をたどり、遂に1806年華々しき歴史に幕を下ろす。

神聖ローマ帝国は別名ハスクブルグ家の事だが。

ヨーロッパ中の各王家と婚姻関係を結び、ヨーロッパ中が親戚の様なもの。

しかしさしも名をはせた神聖ローマ帝国は1806年解散するが、ハスクブルグ家はオーストリア帝国として1918年まで存続する。

一方あのナポレオンが攻め込み、ベルリンが占領されてしまったとき、

プロセイン政府に招かれた哲学者フィヒテは国民を鼓舞するために「ドイツ国民に告ぐ」という大演説をぶった。

それがどれ程国民の団結をもたらしたか、それによってふたたびドイツ国民は立ち上がった。

有史以来戦争に次ぐ戦争を繰り広げ、何とか国家を維持し、時には消滅し、再び勃興を繰り返してきた歴史。

それにしてもドイツと云うのは比較的新しい国家なのだ。

しかしフリードリッヒ大王の努力も空しく、ドイツは三代皇帝ウィルヘルム二世の出現によって途絶えてしまう。

後年出て来たヒットラーを彷彿とさせるような人物で、性格破綻者とも言われていた。

それが異常な性格を発揮し極端に行動する。

人はそれを誇大妄想主義者ともレッテルを張る。

かのビスマルクも彼が皇帝に就いた途端に宰相を辞任している。

彼が出てきて国民はその誇大妄想に酔わされる。

後のヒットラーを彷彿とさせるような人物、

その遺伝子は今も健在。あの敗戦の責任をヒットラー一人にかぶせ反省しているようだが、その遠因は彼にある。

昨今のドイツの興隆を見よ、経済ではヨーロッパを席巻し、遠く中国にまで自国の製品を売り込む。

その商売に余念がない。

日本など鼻にも掛けない。単に13憶五千万人の市場か、1億2千万人の市場かの違いだけである。

それ程ドイツは打算的。加えて中国のミサイルが飛んでくる心配は全くない。

安心して商売に専念できる。又ドイツを攻めるような国はヨーロッパにはない。

逆にドイツに頼る国ばかりだ。

さんざんギリシャに金を貸し、ドイツ製の武器を整えさせ、締め上げる。

ギリシャは猶予してくれと云っているのではない、元金を減らしてくれと云っているのだ。

がそれには絶対応じない。まるでシェークスピアのベニスの商人のように、強かな国である。

日本は目の前の恐竜の様な中国に隙あらばと狙われている。

それに対してどうだこの国の備えは、まるで自国を守ることが悪い様な騒ぎ。

馬鹿も程々にして貰いたい。

ドイツはこれからも発展し続けるだろう。

フォルクスワーゲンの失敗などちょっと転んで擦り傷を負った程度。

メルケル首相の在任は既に10年を超え、まだまだ続きそうだ。

あんなもの全然国家の発展には障害にならない。

流石フリードリッヒ大王の末裔だけのことはある。

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