SSブログ

「平成も令和もどこ吹く風だ」19.05.01 [巷の話]

この月の変わりは今までと違った感慨がある。

天皇陛下が健在で世代変わりするなど夢にも思っていなかった。

勿論我々は生まれて初めての経験である。

生前譲位など何代前までさかのぼらなければならないのか、

おそらく第119代光格天皇以来ではないだろうか。

今後天皇は上皇陛下と呼ばれるそうだ。

さて皐月五月、一説では悪月と呼ばれるそうが何故そう言われるのかはっきりしない、

ほかには稲植月、早苗月とも呼ばれる。

いずれにしても平成31年4月29日と呼ばれる印刷物は昨日まで、

さっそく令和という名前に変わるだろう。

私は昭和の生まれ、そして昭和、平成、令和の三代を生きることになる。

先の戦争も昭和の時代に起こった。

そして完膚なきまでに叩きのめされた。

戦後の混乱を経験している人もだんだん少なくなり、

あの苦しかった戦後を体験している人も少なくなった。

今の平和な時代には口で言ってもわからないだろう。

それでもたくましく生まれ変わった。

戦後19年目にはオリンピックが開けるまでに復興した。

忘れもしない昭和39年、

あのファンファーレと自衛隊機の五輪のマークが描かれる風景を見ながら、

新幹線に乗って広島に転勤になった。

勿論まだ新大阪までしか開業してなく、以後は山陽線に乗って広島迄来た。

最初は営業職であったが、何しろ機械が特殊であったため、

売込みには技術部分を説明しなければならなかった。

要するに何でも屋だ。だがそれがのちに独立して商売を始める時最大の武器となった。

なんでも経験してみることだ。

その間に日本は発展に発展を遂げ、世界で二番目の経済大国になった。

やがて中国に抜かれ三番目になるが、

その経済発展はやがて貧富の差を拡大してゆくことになる。

その発展から取り残された人々はまともな仕事もなく、

やがて詐欺師と泥棒しか居なくなってしまった。

元々リテラシィの高い民族、知恵だけはある。

その知恵を件の詐欺と泥棒にしか使わなくなってしまった。

見てくれ昨今のこの国の現状を、悪党どもがすぐ結託し詐欺商売を発展させる。

マルチ商法とか称して、年寄りをだます押し売りとか、それも組織的にやるのだ。

善良な老人を言葉巧みにだまし、何十万円もする寝具を売りつけられ、そしてトンズラする。

やがて捜査のメスが入り、摘発されることになるのだが、しかし騙されたお金は戻ってこない。

彼らが食いつぶしてしまっているからだ。

銀行でさえ0.001パーセントほどの利子しかつけられない時代、

年に何割も儲かる商売があるはずないではないか。

彼らは最近では海外に拠点を移し、国際電話で勧誘する。

やがてそれらも捕まるのだが、餌食になった人は救済されない。

そんな国になってしまった今の日本、政治が動くのはすべてことが終わってからだ。

これでは安心して老後は送れない。

今真面な商売はリハビリステーションか、養護施設だけだ。

兎に角日本は終った。

すべてあの民主主義なる悪平等政治システムによるもののせいだ。

アメリカが押し付けたこの民主主義、アメリカは決してこんな悪平等な民主主義ではない。

実に巧みにこの民主主義の罠から抜け出す方法を実行している。

一票でも多く取れば総どり方式だとか、兎に角民主主義病を見事にかわしている。

それにしても令和とは何となく寂しい名前だねぇ、、、、


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。